たいていの会社は "雇用保険の被保険者負担額" は「総支給額-雇用保険料率」に端数処理だと思うけど厳密には違うらしいのでやってみる。

雇用保険の被保険者負担額と端数処理について(源泉控除する場合)

なお、この端数処理は、債務の弁済を現金で支払う時点で行うことから、
雇用保険の被保険者負担額を賃金から源泉控除する場合には、事業主が
被保険者に控除後の賃金を現金で支払う時点で端数処理を行うことと
なるため、結果として、50銭以下の場合は切り捨て、50銭1厘以上の
場合は切り上げ
となります。貼り付け元

つまり「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」第3条に基づく
エクセル計算式は、

被保険者負担額=総支給額-小数点以下繰り上げ((総支給額-(総支給額
×雇用保険料率))-0.5)


※ 例)総支給額 99,981円 雇用保険料率 3/1000 として
=99981-roundup((99,981-(99,981×(3÷1,000)))-0.5,0)
電卓で順に計算すると、
①99981×(3÷1,000)=299.943 ←総支給額×雇用保険料率
②99981-299.943=99681.057 ←総支給額-①
③99681.057-0.5=99680.557 ←②-0.5
④roundup(99680.557,0)=99681 ←小数点以下繰り上げ(③)
⑤99981-99681=300 ←総支給額-④

∴被保険者負担額は300円となる。なるほどなるほど。
まあ、普通1円差の為にこんな面倒なことしないよね。

ダラ猫天国

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